GXR

Amateur Photographerの記事によると, Ricoh GXRは英国からもう発売終了しました. 未だに後継機の噂すらいなかった. 事実的, これは生産終了を黙認する事しか考えられないでしょう? Ricoh は今GRに集中し, GXR にはもう見るもない.

今でも私は GXR の失敗した理由はタイミングだと思います. 2009でした. もち2010年発表すればその運命が違うかもしれない.

GXRの重要な落ち度は三つあります. 一つはスペックが他の機体より劣る事. たとえば, S10 ユニットは LX5, LX7 に比べてレンズはとっても遅い.

二つは値段. もちろん, レンズ+センサーの仕組みだからユニットは μ4/3 のレンズよりも高い. それは仕方ない.

最初の二つは本当にどうにもならない本物の欠点かもしれないが, 三つ目のはちょっと違う. システムカメラだからきっと一眼レフやミラーレスに比べられたでしょう. ここには「レンズとセンサー一緒に代わらなきゃいけない」声がよく聞こえます. 一眼レフに比べたせいで一つに融合しないレンズとセンサー(たとえば A12 マウント) が求められます. レンズとセンサー一緒に代わるのはまず可笑しい… とそう思います.

しかし, 2010年には 天下の富士フィルム x100 が発表されました. 次々 APS-C センサーのカメラが表れて, アップグレードする時はセンサーとレンズを一緒に捨てる. しかし誰もそんな事に何も言わない.

今の値段なら, もし GXR はまだ続くのなら, ユニットの価格は他のカメラの半分くらいでしょう? ボディを持ってる人にとってはとってもお得な話だと思います. しかし, 生産終了は本当に残念でした.