皆知ってますよ, 川にゴミを捨てれば洪水になる

「川にゴミをポイ捨ては洪水を呼ぶ」
川の端にそういうサインを見かけました. 私から見ればただ税金の無駄使いに見えます. だって, 皆はそれくらい知ってますよ. 無いのは自覚, 危機感だけ. ジャカルタの洪水対策の天敵は人間とともに, 「たった一か月の洪水シーズン」です. この時期が過ぎたら残りの11月には他の優先すべき問題が多すぎます, だから洪水対策なんて後回しにする. もちろんゴミの事が含めます.

そこで考えた… ジャカルタの人は自己中です. 洪水だけじゃない, 渋滞も, 清潔も, 治安も, 汚職まで それは大体自己中心から生まれる.

続いてその自己中心は世界は敵の考え方から始めるかもしれない. 生活水準が低い, 国はこの事に対して何も出来ない, 国は国民を守らない. どれだけ政府が愛国主義の宣伝をしてもそれは水の泡に過ぎない. 必要なのは国が自分の福祉に何を上げるかの話. たとえば, 映画にもよく見えるじゃない? 米国人はその国籍だけで自分は安全を感じる. だって身に何かの危険が起こしたら国が守る, 助かる, そして敵をとる. そんな事が出来ない国はなにが誇れる価値がある?

話に戻りましょう. 国に見損なった民は自分のために生きる. それは当然だ. だって頼れる国が無かったら自分に頼るしかないじゃない? その上, 生活費は毎年どんどん増大したから皆はもっと必死にする. 人口が多ければ多くほど競争も激しくなる. もちろん回りの人は皆 敵だ. こんな国に生きれば, ドン底まで叩き込む事は「たまに」の言葉だけじゃすまない. こんなメンタリティーだったらやはり自分が先にいなきゃいけない.

そして並の人, マネージャーとか金持ちになれない人たちはどうですか? ただ凡人として生きたい人はその余裕なんて許せなかった. 生活費は毎年 給料より上回るくらい上がる. 同じ努力をしたのに, 去年より節約しなければ金は残さず使い切るんだ. 絶望は怒りを産み, もう世界の事はどうでもいい態度になる. そんな態度の人は手に入れる楽はどうしても手を伸ばす, たとえそれが他人の迷惑になっても.