王と議会

最近インドネシアで話題になる事は知事選挙のシステム. 人民主義ユーフォリアによって知事選挙は県民による直接選挙で選ばれました. そして今は議会がそれを昔のように議会による認定する. もちろん国民はこれは政治家達が自分たちから力を奪おうと見定めました. その次は簡単に想像出来ると思います.

だいたいインドネシア人は「善」と「悪」よりも「見方」と「敵」で人を分ける. 政治家はどうも悪役なんだから, 政治家を苦しめる事は正しいと思う. 例えば政治家は給料貰わず仕事をする提案を出したら国民はきっと喜ぶよ. 法律は自分に都合良くないでも政治家に都合が悪かったらそれは「世のため」だと納得する.

知事の話に戻ります. 新大統領の件もあって, 国民は議会と党を信じない. 顔の無い「党」とその数人のメンバーとは親近感を感じないだから. その頭のキャパシティは党員を覚えられ無い. 党も党としてのプログラムは作らない. 何より議員の一人では無力ですから. 執行権を握る大統領と違って, 議員は国会の大半を納得しない限り何も出来ない. 人間は今すぐの結果が欲しくて執行員の方が精に合う.

その反対に国民に「いい奴」だと信じられた王なら近親感がるし, 任せられる「一人」として認識される. この人に仕事を任せればきっと問題も解決出来ると思い込んでいる. だって, 「良い奴」だよ, 「友達」だよ, きっと私たちに都合良い事しかしない.

だったら, 議会を解散すればいいじゃないですか? 仕事はその王から信頼を受けるプロたちに任せればきっと良い結果に転がるし, 少人数だから金を掛からない.

そう, 国を変わりましょう. 友達の王に統べるならきっと良い国になります. 三権なんて必要ない, 友達を独裁者にする方が早く結果が得られる.