ジャカルタ日本祭
この前も言ったと思いますが, ジャカルタの期待出来る日本系イベントは二つしかない. 一つは居酒屋組合の催した縁日祭. そしてもう一つはこの大使館が催した日本祭. 相変わらず街にウザくて退屈な市民たちはこのイベントに集まってすごく賑やかです. 友達は去年より人が減ると言ったけど, 全然そうは感じません.
最初はジャカルタ新聞のブースに行って今年の写真コンテストの受賞作品を見る. すごく Velvia 色ですね. 勝ってるのも納得しました. ただ, なんだか内容すら色とテクニックに圧倒される気がしました. そうね, 内容が詰まらなくても高度なテクニックだけでも優勝出来るくらいです.
では, 今年は リリア を連れてドールの撮影もやっていますよ.
和服を着て, 祭に行く. 実は先週から色々シーンを描きましたが, やはり叶わないでした. 自分の足りない技量と場所からの限界があり, 上手くポーズと背景を活かせなかった.
それをかまわず回りのカメラマンたちが集めて一緒に写真を撮る. やはり「珍しい」が一番重視するでしょうね.
他の子たちも持っていたけど, 全員の写真は撮れなかった. しかも, 蒼のスタンドは家で忘れました.
最後は夜になりました. やはり祭は夜に限るね. とある記事で見た, 祭と言うのはある意味「夢」を語る. 人々は日常から離れてこの江戸風の夢に入る. そしてその夢を生きる時間は日常生活の終わりと寝る時間の間にある夕方と夜でしょう. 屋台の灯を点けて, 遠くから祭の音が聞こえる不思議な世界です.